HouseServerProj 2 台目のミニ PC を購入し自宅サーバ環境をアップデートする
はじめに
https://zenn.dev/ganariya/articles/202410-current-home-server-and-prospect
2025/06/24 現在、ganyariya の家にはすでに 1 台のミニ PC が存在し Kubernetes や ArgoCD が動いています。 しかし、
- 1 台しかないため複数クラスタが作れていない
- Ansible などの自動セットアップが用意できていない
- セキュリティを丁寧に考えられていない(最低限)
- 仮想化環境を作りたい など、いろいろ改善したい点がありました。 1台だけだと今の misskey を動かしたままいろいろやるのはつらいです。
そのため、もっと遊べるようにもう1台 PC を購入しました。
購入した PC の概要について
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B0DYNKCHNK/ref=ox_sc_act_title_1?smid=A1R80AN2MM51SY&psc=1
BMAX B4 Turbo を Amazon で購入しました。 27999 円 でしたがセール価格で -8000 円されており、 19999 円で購入できました。
選んだ理由としては
- 1 台目も BMAX (N100)
- RAM 16GB, SSD 512GB であり、遊ぶようとしてはスペックとして十分 だったためです。
Windows ライセンスを確認する
届いた BMAX B4 Turbo を起動すると、インストール済みの Windows OS が起動します。
https://komameblog.jp/review/minipc-license/
上記を頼りに slmgr /dli
を実行したところ VOLUME ライセンスでした。
VOLUME ライセンスは法人向けライセンスらしいので個人では利用できないらしいです。
https://qiita.com/oishi-d/items/f8115f923376afed5a71
https://zenn.dev/uzulla/articles/cd9d736e784572
プロダクトキーの確認方法の学習がてら、この VOLUME ライセンスのライセンスキーを確認します。 https://computerlabo.fc2.page/win-productkey/
powershell "(Get-WmiObject -query 'select * from SoftwareLicensingService').OA3xOriginalProductKey"
上記の powershell コマンドを実行することで、ライセンスキーが確認できました。このキーは個人用 Notion に保存しています。
その後、今回の BMAX の取扱業者へ Amazon のチャットで問い合わせたところ、正しいプロダクトキーを提供していただきました。
その新規キーを Windows の 設定 > システム > ライセンス認証
から入力しました。
これによって正しく OEM ライセンスへと切り替えられました。
こちらの新規 OEM ライセンスキーについても個人用 Notion に保存しています。
パフォーマンス測定
CrystalMark
https://crystalmark.info/ja/download/
CrystalMarkRetro Aoi Edition で CPU / GPU / ストレージ の benchmark をとってみます。
https://crystalmarkdb.com/retro?date=&display_size=&keyword=n150
n150 で調べると他の PC でも同様に All3500 あたりでしたので、少しスコアが低いぐらいでした。 バックグラウンドでファイナルファンタジーなど他ベンチマークをダウンロードしていたので、それが影響して低くなっていそうです。
https://crystalmarkdb.com/retro/scores/3607
他の方の性能を見るとまったく異なる 10 倍ぐらいの性能差がでているため、やはりカスタムによって性能は大きくことなるのですね…。それはそうですが…。
ファイナルファンタジーベンチマーク
ファイナルファンタジーベンチマークを取ってみましたが、 3840x2160 ではまったくもって太刀打ちできず 340 とまったく動作しませんでした。
最後まで計測はしませんでしたが、 1920x1080 など解像度を落とすとちゃんと 30fps 程度で動作するようになり、最低限のプレイはできる、という感じでした。
ノベルゲーム
自分はノベルゲームしかプレイしないため、実際にノベルゲームをプレイできるか確認しました。 ためしにドーナドーナの体験版をプレイしたところ正常にプレイできました。
ファイナルファンタジーなど、3D ゲームは厳しいですが立ち絵と音楽とシナリオだけで構成されるノベルゲームであれば問題なくプレイできますね。
4 K 対応のノベルゲームになってしまうと、CPU 性能が不足してしまうかもしれません。
まとめ
はじめてベンチマークを回してみましたが自分がもっている PC の性能がわかってとてもよいですね。 将来的には自作 PC もやってみたいので、そのときはまた回してみます。
次におこなうこととしては Proxmox で Windows & Ubuntu をそれぞれ仮想実行する、を目標にします。